茶摘み 2018.05.17.

 5月17日(木)、恒例の茶摘みが行われました。

 毎年この時期、茶摘みは、中学校・高校共通の勤労体験学習として行われます。4月末に行った茶園の除草作業もその一環です。この茶園は、本校に寄贈された山林を昭和10年代、全校生徒が力を合わせて開墾し、つくられたものです。

 中学1年生は、茶摘みは全く初めての経験なので、中学生一人に高校3年生が一人ずつついて、行き帰りの安全を確保したり、摘み方を教えたりします。高校1年生も育徳館中学校出身の生徒以外は初めてですから、茶園の歴史や摘み方などについてスライドで説明を受けてから出発しました。

 茶園の入口には、「台原道場」と刻まれた石碑があり、ここが精神修養の場として位置づけられていることを感じさせます。

 茶摘みは当初、翌18日に予定されていたのですが、雨天の予報が出たため、1日早めて行われることになりました。中間考査明けにもかかわらず、生徒たちは楽しそうにおしゃべりをしながら「一芯三葉」を合い言葉に、新芽を摘んでいました。

 約2時間の茶摘みを通じて、生徒間のつながりが一層深まったように感じられ、これからの学校生活がさらに充実したものになることを期待させます。