桜の蕾がうっすらと桃色に色づいた3月1日、育徳館高等学校3年生174名が卒業しました。
校長の式辞では、「後に続く多くの後輩たちに慕われ、目標となるような存在になってほしい。我が母校は育徳館であるという『誇り』と、長い歴史と伝統に培われた『錦陵魂』『赤土魂』を忘れず、自分の人生に責任をもって、自らの道を切り拓いていく人間になってほしい。」とエールを送りました。
在校生総代の送辞では、「コロナ禍っても、後輩に不安を感じさせることなく先輩は立派な背中を見せてくれました。これから、先輩方のように育徳館をひっぱっていけるように頑張ります。」と述べました。
卒業生総代の答辞では、「3年前、新たな生活への期待と不安を胸に、入学しました。そして、今日まで、多くの経験を積み、心身ともに成長することができました。3年生の皆さん、育徳館で時間を共に過ごせたこと、とても幸せでした。ありがとうございました。楽しいことも、辛いことも分かち合った日々は、本当にかけがえのないものになりました。社会に目を向けると、未だ新型コロナウィルスの感染拡大や少子高齢化、環境問題など様々な課題が山積しています。そうした変化の激しい時代に、私たちは新たな一歩を踏み出します。育徳館で培った『錦陵魂』とすべての方々への感謝を胸に、これからはそれぞれの夢や目標に向かって邁進していきます。」と高校生活の思い出や将来の目標などを述べました。
体育館での式後は、各教室で最後のHR、部活動のお別れ会となりました。
|
|