管弦楽部、世界の佐渡裕氏に指導を受ける! 2018.05.14.

 5月14日(月)、行橋市の田園地帯にクラシック音楽が響き渡りました。世界的指揮者、佐渡裕氏の指揮による本校管弦楽部の演奏です。

 会場となった「ギャラリー稲童」は、地元ゆかりの画家、原田脩氏の作品を常設展示するとともに地元の芸術活動や文化活動の場として2010年に開設された施設です。

 ここで、佐渡氏とミュージシャンの坂田明氏の特別講演「音楽ってたのしい!」が行われるにあたって、本校管弦楽部が歓迎演奏をすることになりました。その後、主催者から佐渡氏に本校管弦楽部の指導をしていただけないかとの提案が行われ、これを佐渡氏が快諾されて、この夢のような演奏が実現しました。

 1時間ほどの時間ではありましたが、佐渡氏から熱心に指導していただき、部員たちも一生懸命応えている様子が見ている側にも伝わってきました。最後に、「オーケストラはいろいろな個性を持った人たちの集まりで、考えや習慣もさまざまではあるが、それがひとつに組み上がって良い演奏ができる。技術も大切だが、一緒に演奏している人を見ることも大事だ。そして、それこそが管弦楽の楽しさでもある。」というメッセージをいただきました。

 佐渡氏の誕生日が5月13日でしたので、演奏後、吹奏楽部から似顔絵つきのバースデーケーキをプレゼントしました。

 この日、講演会に出席される方に加えて、保護者も多数お見えでしたが、佐渡氏の指導を受けて一回り大きくなったお子様の姿を、ちょっと誇らしげにご覧になっていました。